月素画廊

村田 暁彦

1986 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻首席卒業
    卒業制作「家風景」同大学買い上げ賞
1991 東京芸術大学大学院博士後期課程修了
1992 第7回ホルベイン・スカラシップ奨学者
2001 聖・絵画機械 村田暁彦 1981-2001 -魔術的青春とその展開- 文星芸術大学にて
    文化庁平成13年度インターンシップ国内研修員

プロフィール詳しいプロフィール

作品一覧

Manifestation of Yellow Light

黄色い光の顕現と訳します。画面、中央上部に黄色い光をともなった形がにょきっと顕われて来ました。私の作品はこうゆう風に見て欲しいと強制するものではありません。色彩の絵画的光を楽しんで、様々なイメージやら形を見て下さい。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Light Drop

何か、桜の花弁の様な形体がにじみ出てきています。その間に金色の光が下降していく、花のような形体は上へ上へと上昇していく、そんなイメージが頭を横切りました。やさしい温かみのある作品となりました。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Red and Blue

青と赤が対比され強い表現となっています。2001年文化庁インターンシップで那智の火祭りを直に見、炎の熱を体感したことを思い出します。人型がおどっている様にも見えおもしろく感じます。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Red up in Blue

青と赤が対比され、視覚的に強い表現となっています。深い青の中に、赤い炎が立ちおこっている様に見えます。那智で観た火祭りの事を思い出しました。密教における護摩の炎にも感じとれます。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Light

暗い色調の中に金色の絵具が光っています。 金は人間にとって古い歴史をもった物質です。そのものじたいが光であるからではないでしょうか。様々な宗教空間に使われてきました。光そのもの、私はよく金を光の物質として創作上使っています。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

sky Yellow Light up

青い空全体の中に雲があり、右寄りに黄色い稲穂のような形体が見てとれます。日常の中の何げない風景が黄色い光によって、自分の心の中にしみいっていることを再認識した作品です。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Falling Black Night

日頃、意識していない風景を絵具をにじみこませながら描いていくと、偶然、何かの風景にでくわします。この作品は横浜での二人展に出品したものですが、Galleryの前に河が有り、橋がかかっていました。日が暮れ、ふと意識した時、この風景だったのかと思いました。現実で見ている風景が絵の中で確認でき、いっそう作品の情緒性が増してきました。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Origin of Light Red and Blue

この時期よく青と赤を対比させる作品を好んで描きました。子供の頃から青と赤の組み合わせが好きで、何か元気と勇気のでる色彩であったことを思い出します。画面上に白い模様のような線が浮遊しています。光の源へと下降していくひもの様なものです。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Droping White Light

横位置で見ると風景にみえます。立てると垂直性が強くなり抽象性を帯びてきます。白い光は上から下へと降り注ぎます。横にしてみると不知火の様にも見えます。横位置にもサインがしてあります。好みによってマット紙をずらし縦横を変えて飾ることもできます。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Red Flower

画面の中央に、太陽・赤い花ともとれるような形が表れてきました。太陽の持つ根源的な光の中で慈しまれて咲いている赤い花の様に。

サイズ:22.7cm×15.8cm (※額(四ツ)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

63,000円

Light up Flower

水彩紙に茶系のカラーインクをハケで塗り、筆によって緑を白のインクによってたらし込み一気に描いた作品です。白い光の花が上昇し空中にとどまる表現となりました。

サイズ:33.3cm×24.2cm (※額(大衣・マホガニー)・マット有り)
技法:キナフ水彩紙にカラーインク・透明水彩

94,500円

Mass Of Light Red Flower

光の量子・赤い花という題名ですが、光は波動でもあり粒子でもある。一定の量を持つことがありません。赤い絵具のにじみによって花弁の形体の回りが、微妙に波うっています。量という言葉がふと気になって使ってみました。何気ない花の放つ色彩(光)に何か量(Mass)という文字しかあてはめられないと思ったからです。

サイズ:33.3cm×24.2cm (※額(大衣・マホガニー)・マット有り)
技法:キナフ水彩紙にカラーインク・透明水彩

Sold out.

Man of Flame Appearance

火・炎は人間の魂や感情などに様々な要因を与えて来た要素です。下地の赤茶色がまだかわかぬうちに、ふきとっていったら炎の中に人間の形が表れてきました。自分の内に一つの要因として炎が感じとれ、うれしく不思議に思いました。

サイズ:33.3cm×24.2cm (※額(大衣・マホガニー)・マット有り)
技法:キナフ水彩紙にカラーインク・透明水彩

94,500円

Flower of Sky

日頃、散歩道で見かける花々、ふと空を見上げると青い空、空の中に花々の色彩の残像が重なりあう。そんな幸福感のある幻影を表現してみました。

サイズ:26.8cm×23.5cm (※額(大衣・木地)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

84,000円

Colour up Origin Sky

訳すと、色彩の上昇・空の源ということになります。空には通常、青い色をもっているのですがそこに大気などの様々なスペクトル(色彩・光線)でつくりあげられています。雲の陰を追うことによって、色彩(私の情感)上昇し、空の源初の何か(光)を見た様な気がしました。

サイズ:26.8cm×23.5cm (※額(大衣・木地)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

84,000円

Floating Light Flower

水彩紙に水を含ませカラーインクと透明水彩によって色彩をにじみこませた作品です。水の中に浮かび上がる花弁をイメージした事から題名をつけました。赤・青緑・黄味がかった色彩が浮遊し光を発しています。

サイズ:26.8cm×23.5cm (※額(大衣・木地)・マット有り)
技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

84,000円

Falling Colour Yellow Light

黄色い電球のような光が中央下右よりにあります。左中部は黄い光の渦、右上部には様々な色のスペクトルが降り注いでいます。色彩の下降と黄い光の関係がおだやかに表現されています。

サイズ:26.8cm×23.5cm (※額(大衣・木地)・マット有り) 技法:ワトソン水彩紙にカラーインク・透明水彩

84,000円

捕陀落山曼荼羅図

捕陀落山渡海を私なりの解釈で表現してみた曼荼羅図です。
文化庁インターンシップで熊野に訪れた際、捕陀落山寺に出向き、阿弥陀浄土を願って渡海した舟の断片や僧侶達のお墓をよく目にしました。私の訪れた時期は7月でとても暑く砂浜から見る海は非常に美しく、天候が変わりやすく虹を何度も見たものです。捕陀落山が存在することを信じて渡航していった僧侶達は何を求めて旅立っていったのでしょうか。死をもって現代ではありえない捕陀落山へ向かう祈り、私には想像もつかない深い信仰、祈りであったと思われます。
私は熊野に関する曼荼羅図を20代、部屋に飾り絵を制作していたことを思い出します。どうにか好奇心から捕陀落山を絵にしてみようと思いました。 アクリルガッシュで色彩をにじみこませ、山の形態を探し、そこに熊野で訪れた神社・仏閣を油絵具で記号化しはめこんでいきました。陰のように見える捕陀落山の頂上に三本足の八咫烏を書き込み素朴なおとぎ話に出てくる様な絵柄ができました。
私の素朴な祈りとして見ていただければ幸いです。

サイズ:99.3cm×39.0cm
技法:パネルに綿布・石膏地・アクリルガッシュ・油彩

577,500円
※額無し(額が必要であれば木地の箱型の額を注文します。)

速玉 HAYATAMA

文化庁のインターンシップで速玉神宮に訪れることができました。つい最近国宝に指定された御神像3体が観たかったのですが、私の希望は叶えられず、社と宝物館を訪れ、社にさがっていた御布と巫女さんが髪を結っていた祈りの赤と白の幾何文様が美しかったことを思い出します。そこには御神木の椰の葉が祈りとともに結んでおり、東京に帰ってきてから絵にしてみようと決めました。支持体である綿布を帖り込んだパネルにアクリルガッシュの特に赤(朱)をたらしこみ、にじみ込んだ瞬間の美しさを覚えています。その赤を大切に汚さない様に、御布のイメージを着彩し、椰の葉と祈りの形体をはめこみ構成した次第です。社の持つ神聖さを自分なりに表現してみました。まだまだ力が足りず、速玉神宮を感じていただければ幸いです。

サイズ:105.0cm×51.7cm
技法:パネルに綿布・石膏地・アクリルガッシュ・油彩)

651,000円
※額無し(額が必要であれば木地の箱型の額を注文します。)


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